高病原性鳥インフルエンザとは?
・ニワトリなどの鳥がかかるインフルエンザで、感染した場合の鳥の死亡率が高いウイルスによる感染症です。
・ニワトリ、アヒル、七面鳥、うずらなどの鳥が、鳥から直接あるいは糞、尿便を介して感染し、神経症状、呼吸器症状を起こします。
・まれに、感染した鳥と近距離で接触したり、その内臓や糞、尿便に接触した場合に、人に感染すると報告されています。
・なお、鶏肉や鶏卵を食べた事によって人が感染したとの報告はありません。
高病原性鳥インフルエンザにかからないためには?
・この病気が発生した農場で鳥の殺処分などに従事する人は、ゴーグルの着用、専用マスクの着用などの徹底した感染防御と健康管理を行いましょう。
・また、高病原性鳥インフルエンザの発生が確認された地域に渡航する場合は、生きた鳥などを販売している市場などに立ち入ることは避けましょう。
高病原性鳥インフルエンザにかかったら?
・この病気が発生した農場で鳥の殺処分などに従事する人は、本人もしくは家族に発熱などのインフルエンザのような症状があった場合は、そのことを医療機関に伝えたうえで直ちに診療を受けてください。。
・この病気が人や鳥で発生が確認されている地域に旅行した人で、帰国時または帰国後3日以内に発熱やインフルエンザ様の症状などの健康異常を認めた時は、医療機関を受診してください。