大腿骨頸部骨折とは
骨粗鬆症を基盤に持つ老人が転倒して殿部や腰を痛め歩けないときはまずこの骨折を想定する。男性より女性に多い。 高齢者が安静を余儀なくされることによる認知症、肺炎、褥瘡、尿路感染、あるいは下肢の静脈血栓、筋力低下や拘縮などによる機能的予後の低下を避けるために、なるべくはやく手術をすすめ、術後はなるべくはやくから起こしてリハビリに努めさせる。生命予後も良好ではなく、本骨折患者の死亡率は、受傷後1年以内は対照群の約3倍と高率である。
上腕骨近位部骨折とは
骨粗鬆症を基盤に発生するので受傷機転は平地での転倒、ドアにぶつかるなと軽微な外力が多い。約80%は転移がない骨折なので保存的治療適応である。本骨折は肩関節機能を障害するので、治療目的はこれらの機能回復である。
コーレス骨折とは
転倒時に手をついた際に生ずる橈骨遠位端の骨折をいう。しばしば尺骨茎状突起の骨折や手根骨の骨折を伴う。多くは徒手整復後、手関節をギプスで固定する。
当院では骨折されている方にも鍼灸治療をおすすめしています。特にお灸を行うことにより骨細胞の修復速度があがり、骨折が早く治るようです。鍼灸治療で骨折の予防と治療を行いましょう。
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