よく玄米を主食にしたダイエット方法をダイエットに関する雑誌やサイトで目にしたことがあるはずです。玄米ダイエットの方法はシンプルで、今まで食べていた主食の白米を、そっくり玄米に置き換えるというものです。
なぜ、玄米を主食にするとダイエットの効率がアップするのでしょう。食後の血糖値の上昇度を示すGI値は、白米より玄米のほうが低いため、玄米食にしたほうが体脂肪が蓄積されにくい食事ができると考えられています。
白米を精米していない状態のお米が玄米です。そのため、玄米は白米よりもカロリーの吸収スピードがゆっくりです。白米のように柔らかくないため、玄米はきちんと噛んで食べる習慣が身につきます。
意識せずとも咀嚼回数が増えるので、どか食いを防止することができます。早食いは太るもとだと言いますが、満腹感を得られる前に次々と胃に食べ物を送り込んでしまっては、ダイエットを達成することができません。
しっかり噛んで玄米を味わうことで、少しの量でも時間をかけて一食分の食事とすることが可能であり、ダイエットがスムーズになります。
体脂肪が増えて、体重も増加の一途をたどっているという人は、満腹感を感じるまで食べ続け、結果的にカロリーを摂りすぎているかもしれません。
主食を白米から玄米に切り替えることによって、少しずつ噛んで食べるという食事が常態化し、少ない食事で満足できるようになります。痩せるだけでなく、体のためにもなる玄米食ダイエットは、ぜひ積極的に実践してしってほしいものです。