年をとって月経が止まり閉経する5年ほど前から、閉経の5年ほど後までの時期を更年期と呼びます。
この10年ぐらいの間は女性の体ではホルモンに変化が生じ、今までなかったような症状に見舞われがちになりますが、それもサプリメントで対処できます。
サプリメントのうち、大豆由来のイソフラボンが配合されているものは更年期障害の症状を軽くしてくれます。
大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きがあるとして、よく知られています。更年期には体内のホルモンバランスが崩れるのですが、それは女性ホルモンが年とともに減ってくることが原因です。
卵胞ホルモンは、月経が完全に停止することでかなり減った状態になります。女性ホルモンは妊娠に関わっており、身体にとってそんなにはいらなくなったから減るわけで、サプリメントで補うまでもなさそうですが、減ってしまうことによって更年期に心身が辛くなってしまうのが問題です。
具体的な症状としては、めまいや耳鳴り、のぼせやほてり、吐き気や便秘、肩こりなどさまざまなものが起こります。
加えて、エストロゲンが減ってしまうとコレステロールが上昇しやすくなったり、乳がんリスクに関連しているという研究もあります。大豆イソフラボン入りのサプリメントを定期的に摂取するのが、いつまでも若々しく、生き生きと過ごすためにおすすめです。
更年期の心身の辛さを和らげるには、イソフラボンを取り入れるだけではなく、ビタミンやミネラルも取り入れるようにすべきです。
更年期特有の体調変化で大変な思いをしないように、更年期にさしかかった時点でサプリメントの利用を検討してみてください。